岡本隆司編『宗主権の世界史:東西アジアの近代と翻訳概念』
宗主権の世界史 : 東西アジアの近代と翻訳概念 / 岡本隆司編.
名古屋 : 名古屋大学出版会 , 2014.11.
ISBN13: 9784815807870. -- ISBN10: 4815807876.
名古屋 : 名古屋大学出版会 , 2014.11.
ISBN13: 9784815807870. -- ISBN10: 4815807876.
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目次
導 論 世界史と宗主権
第I部 オスマン秩序体系の転換と西洋
第1章 オスマン帝国における附庸国と「宗主権」の出現——ワラキアとモルドヴァを例として
第2章 主権と宗主権のあいだ——近代オスマンの国制と外交
第II部 西方から東アジアへ
第3章 宗主権と国際法と翻訳——「東方問題」から「朝鮮問題」へ
補 論 東西の君主号と秩序観念
第4章 ロシアの東方進出と東アジア——対露境界問題をめぐる清朝と日本
第III部 近代日本と翻訳概念
第5章 Diplomacyから外交へ——明治日本の「外交」観
第6章 日清開戦前後の日本外交と清韓宗属関係
第IV部 翻訳概念と東アジアの変貌
第7章 モンゴル「独立」をめぐる翻訳概念——自治か、独立か
第8章 チベットの政治的地位とシムラ会議——翻訳概念の検討を中心に
第V部 東西新秩序のゆくえ
第9章 中国における「領土」概念の形成
第10章 宗主権と正教会——世界総主教座の近代とオスマン・ギリシア人の歴史叙述
版元ページにより詳細な目次あり。
【資料種別】図書, 【本文の言語】日本語, 【出版年月】2014年11月,
(2014年12月13日更新)